スーパーカウンセリング麻布十番 木内さんの声

木内豊一さん(仮名) 50代男性

相談内容:転職

前職の転職理由と現職の転職希望理由は、全て上司との関係のこじれから来ている。
それが、自分の劣等感によるものだということが明白になった。
この劣等感を克服しなければ、どこに転職しようと、また同じ結果となる事が分った。 
第一、転職しようというときにどちらかというと逃げ腰なのである。
明るい気持ちではなく、何とかこの場から逃れたいという思いが優先している。
考えてみれば、前回の転職の時もそういう気持ちであった。
上司を恨み、職場の仲間を恨んでの転職であったと思う。
その結果が今の状況を生み出している、正に今現在、前職を転職するときと全く同じ状況が再現している事に気がついた。

先述したように、これまでの思考は、自分は他人より劣っているという劣等感からきていた。
それは、他人を認めたくないという気持ちの裏返しかもしれない。
また、自分が劣っているという感覚をごまかすために、自分より劣っている、 自分より明らかに下に見える人がまわりにいると安心したりしたのだと思う。
反対に、嫉妬心も強く、周りが自分より出世するなどすると心穏やかでなくなり、 共に喜んであげる事など到底できない状態であった。

明らかにエゴであり、よく働いてくれている自我の働きなのであった。常に私の自我は、自分の周りをチェックし、 このままではいけないという心配事を見つけ出してくれた。
このままではいけない、いまのままではいけない、努力しなければという気持ちを働かせていたのだ。
そんなときの顔は、不安と焦燥感で常に暗さが漂っていたに違いない。
妻からは、よく、怖い顔をしているよ。とか、
仕事の重荷を下ろしてから帰ってきてよ。
全部しょってきて、家で下ろさないで。とか、
いつも、ここにいないね、気持ちがどこかに行ってしまっているね。よくといわれた。

これまでの暗い気持ちが、今現在の自分を築いている事がよく分った。

もう暗いのには、終止符を打ち、これからは、明るい気持ちでいることにきめた。
自分の機嫌を取り明るい気持ちで未来の夢を描く事に決めたのだ。
それでも、過去の劣等感はあがってくる事だろう。
そのときには、じっとその感情を見つめ、どうしてそういう気持ちになるのか、自分の中に問いかけ、何度も繰り返し問いかける事にした。
すぐに答えが出なくても問い続ける事にしようと思う。

また、将来の夢を描く時には、妻と相談しながら描いていきたいと考えている。
藤さんとお目に掛かって、お話をさせていただき、妻とも何度も話し合い、スピリチュアルなブログなどを読むなどして、今はこういう気持ちになっている。

何しろ、過去の事をくよくよ思い出す事をやめ、今こここの場を明るく過ごすことに心がけていく事にしたい。

ご相談に乗っていただきありがとうございました。


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