強いマッサージは事故の素

強いマッサージは事故の素

■ 治療院で怪我をするのは循環を無視したから

今日の産経新聞に記事にありました。

マッサージ店「けが人」続々

資格なしの治療院で事故が起こっているという話です。
去年度の全国の消費生活センターと国民生活センターに寄せられた、
医療類似行為についての相談は1265件でした。
そんな中でも骨折したなどの相談も多々あるとのこと

以下記事抜粋
「ブキッ」。埼玉県に住む60代の女性は昨年4月、近所のマッサージ店で
1時間半にわたって全身の指圧を受けたとき、鈍い音とともに胸に
激痛を覚えた。
息ができないほどの痛みだったが、数分で元に戻ったため、
施術者に何も言わずに帰宅した。
しかしその夜に発熱して痛みが再発したため、整形外科で
診てもらったところ、あばら骨の骨折と判明した。全治1ヶ月・・・

★患者が求めるから強い指圧をせざるを得ない。
僕がマッサージを看板から外したのは、患者さんがみんな強いマッサージ
を求めるからです。
強いマッサージは循環を止めます。
あたりまえですよね。
ホースを強く押せば流が水は止まります。

体は循環したがっています。
強いマッサージはほとんど逆効果です。

一時的に気持ちよい感じがしますが、暫くすると循環を止めたことの
悪影響がでます。
その一つがもっと強いマッサージを求めるようになることです。

強いマッサージを求めだすと止まりません。

私のところへ来た患者さんの中にも強いマッサージを
要求したら施術者が指の骨を折れたことがある
という人がいました。

★もう強いマッサージはやめてください。
柔らかいマッサージになれましょう。
それが世の中みんなの為です。

★循環を止めると自分らしさを失います。
骨折は自分らしさを失った結果です。
強いマッサージを求めるのはつまらないことです。